さようならエジプト。

エジプト最終日は朝から移動。イスタンブールへ旅立つのだ。
空港までたいした渋滞もなく、というよりは渋滞がないようなものすごい遠回りをして空港に到着。まだ時間が読めるからということなのだろう。
空港では異常なほどの人ごみ。航空会社のカウンターには人が割り込み続けながら押し寄せてきている。ツアーガイドの人はすいすいと人ごみを掻き分けて、慣れた様子でカウンターの裏から集めたパスポートと航空券を渡して優先的にチェックインしていた。これは個人では絶対無理だ。まず飛行機に乗れないだろう。カイロ空港の中は写真撮影不可なので状況が残せなかったのが残念だ。

エジプトの文化というのは出国審査でもよくわかる。外国人はみな順序良く並んで待っているのだがエジプト人は関係なく割り込んで審査してもらおうとする。審査の係員は慣れた様子で後ろにちゃんと並べと追い返す。並ぶことに慣れていないエジプト人は理由が分からずわめきちらす。並んでいる外国人も後ろへ行けと怒り出す。そりゃもう騒然とした雰囲気でドキドキする。その割りに日本人の審査はビザの印紙が張ってあるのを確認するぐらいで10秒ぐらいで済んでしまうから拍子抜けだ。

免税店で食べ物関連を購入。クッキーは大丈夫だったが、ナツメヤシは日本に持って帰ると中に虫がいたので結局全部捨てた。空港だからってあなどれない。注意しよう。

エジプトで身に着けられる特技。
車がびゅんびゅん走ってくる片側4車線ぐらいの道ならスイスイと渡りきることが出来る。走ってくる車のドライバーとアイコンタクトを取ることと、1車線ずつ確実に渡るのがポイント。

なんとも刺激的な街だった。エジプトおもろい。