お土産屋としての観光名所

タクシーでハーンハリーリというお土産屋が多く集まった市場へ行く。タクシー代を値切りすぎたので途中で降ろされて結構歩いた。観光名所のタクシーは英語が通じるので楽なのだが明らかにひどいのが多い。


ハーンハリーリはまるで大阪の新世界とか鶴橋のような雰囲気である。基本英語が通じる。日本語が通じる人も結構な確率で出会う。しかし大概はぼったくり。あきらめてそれを楽しみながら買うしかない。
実際にキーホルダーは最初30ポンドだったが10ポンドに。ペンダントトップが110ポンドから45ポンドに。ガラスの香水入れのセットが95ポンドから40ポンドに値切ることが出来た。1ポンド20円換算。基本半分以下。多分これでも現地価格としては高いと思うが、個人的には満足な値段だし英語で話す勉強にもなるしアトラクション料として思えば十分かと。


値切っているとエジプト人の反応も面白い。「これはエジプト人値段だよ」「オウ、アリババ!僕に死ねというのかい」「やまもとやま」など多種多様で楽しませてくれる。競合を蹴落とすことも忘れない。「あそこのサフランは質が悪い。うちのはエジプト人が買う店だから大丈夫だ。見てけ、見てけ」


驚いたのがハーンハリーリでは日本のペンをくれとねだられる。確かによく本やHPでも書いてあることなのだが、実際にはここだけだ。確かに用意していた1本をあげるとよろこんでいた。


ハーンハリーリで食事も済ませてタクシーでギザのホテルへ。ちょっと距離を走ったので30ポンドもあげたのだが、数える前からもっとよこせとうるさく言われた。ムカついたが渋滞にも巻き込まれて時間もかかったのでもう10ポンドあげて立ち去った。うるさくわめいていたがタクシーから降りてこないところを見ると満足したようだ。