単身赴任の奇妙なルール

先日ちょっと仕事で遅くなってイライラしていたのでちょっとビールを飲んでたらぐっすり朝まで寝てしまった。その夜、嫁が電話やメールで再三呼んでいたのだが気づかなかった。次の日、嫁から電話してくるだろうと放っていたら連絡がない。0時過ぎぐらいにこちらから連絡するとすっかり寝ぼけていたので電話を切った。
昨日の夜電話で話していると、突然こんなことを言い出した。
「あ。今月はお小遣い減らすから」
へ?
連絡しても出ないのはルール違反というのだ。


というのも嫁が仕事や飲み会が続いていた時に、電話してもメールしても全く出ない日が続いたことがあった。ちょっと気の弱い男ならすぐ浮気を疑うような状況だ。まあ別に浮気とは思わないのだが、旦那が単身赴任しているからといって嫁が遊び歩いているというのも良くない。嫁の同僚からも誘うと断ることがほとんどないぐらい飲んでいると聞いている。
注意しても改善がなく連絡が出来ない日が続いた時に嫁の小遣いを1ヶ月減額した。意外とあっさり受け入れたところを見ると、よほど遊びまわってたか、後ろめたいことがあったのだろう。


なにはともあれ問題は自分の小遣いだ。
「なんで?一日だけやし、次の日連絡したやん」
「あれは寝ぼけて覚えてないからカウントしない」
エ━(゚Д゚)━ッ !!!
そんな理不尽な理由があるか!


単身赴任している夫婦というのは、傍から見ると奇妙なルールがあるものだ。
結局今月のお小遣いは減額されることになった。
しかしそれは冷静に考えた結果の大局的な見地での判断だ。1日連絡がつかないことがあればお小遣い減額するという前例を作ることが出来た。圧倒的に嫁のほうが夜遅いので、同じことがあれば嫁からガンガン取り立てよう。肉を切らせて骨を断つだ。


それはそれでせっかく大阪に戻れる目処が立ってきたのに嫁が帰ってこなくて良いという。今の生活がそんなに楽なのか、名古屋で遊ぶ拠点がおしいのか、帰ってくると都合の悪いことがあるのか。すごい感じ悪い。