新聞を読むってのは

最近まったく新聞を読んでない。まあ長期出張のため家でとってる新聞は読めないし、買うほどでもないと思っているから。ホテルで夕刊が無料なので久々に読んでみたが、やっぱり「へー」ぐらいの内容で、時間つぶしぐらいにしかならなかった。


社会人になったときには「新聞ぐらい読まないと社会人としてなさけない」みたいな感じで読まされたもので、最近まで本社に戻ると部署内で朝礼があり、持ち回りで新聞の記事を紹介するみたいなことがされていた。
確かに新人のときはよく読んでいたなあと思うのだが、今全く何も覚えてないし、役立つことはない。
だって、新聞は「情報」ですぐ陳腐化するんだもの。
新聞を隅から隅まで読むぐらいなら「ノウハウ」であるビジネス書を読んだ方がずっとましだ。今考えたら無駄なことしてたなあ。


しかし会社で地位が上の人たちにはノウハウより「情報」が必要になってくることもちょっとわかってきた。部長や部門長クラス同士のお客さんの会合のときは、半分以上が情報交換に終始する。○○さんは今どこで何をしていますよ、あの会社はこんなことを始めたらしいですよ、あのプロジェクトは今はこうなっていますよとか。
新聞レベルの情報ではたいしたことないのだが、有用な情報を選り分けて持ち出せることが重要なスキルになるのかなあとも思った。そういう練習なのかねえ。


まだ自分は「ノウハウ」の方が興味があるわ。管理職とか向いてないと思う。