日本人らしいというか、変わってない
最近読んでた本。最近ナレッジ関連の仕事をやっているので、久々に野中郁次郎の本を探していたら偶然見つけた。結構ボリュームがあった。
- 作者: 戸部良一,寺本義也,鎌田伸一,杉之尾孝生,村井友秀,野中郁次郎
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1991/08/01
- メディア: 文庫
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なにぶん古い本なので読んでみるとよく聞く話と思ってしまうが、会社組織やプロジェクト運営という現在の仕事の中でも同じ現象を見ることが出来る。そして同じ失敗に行き着いていく。高度成長期が終わってしまった現在、日本人の組織と言うのは戦前に戻ってしまったのかなあと考えさせられる。戦後の成功を忘れられずに、進化することをやめてしまったのだろうか。ちょっと戦争話が多いのだがそういうのが好きな人が組織論の勉強するのにはちょうど良いと思う。