1Q84

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 2

1Q84 BOOK 2

話題作ということでとりあえず読んでみた。正直こういった文芸作品というか小説を読むことは大人になってほとんどなくなっていたので10数年ぶりかも。
なので実は初村上。村上作品は海外で人気があって、外国人の人と話すとかなりの確率で村上春樹の名前が出てくる。
想像力を膨らませ、かつ鮮明にイメージさせる様々な文章表現とテンポのよいストーリー展開。新鮮さもあって一気に楽しく読むことが出来た。
それにしても、一番強い印象は結構ヤラシイ本ということ。表現が露骨じゃない?それに読み終えた後には、なんか不完全燃焼した感じというか物足りない。人によっていろんな受け取り方が出来るのでメッセージが明確でないことが個人的に気に入らないのかも?


いつもビジネス書を読んでいるせいで、章のポイントを探したり、話を膨らませているところは自然と飛ばし読みしてしまってもう一度読み直さなくてはならなかったりと、純粋に楽しむことに手間取ることも。楽しみとして本を読むことを忘れてしまってるなあ。
まあ、なんか強くは人に勧められず。
ぜひ借りたり文庫本で読んでみては。