逆の立場で考えよう。

RFP&提案書完全マニュアル

RFP&提案書完全マニュアル

RFP&提案書完全マニュアル


いつも受ける側なので、出す側の立場で見てみようと思い読んでみた。やはり書く側視線で非常に面白い。お客さんはこんなに苦労してRFP書いているんだなあと知ることが出来た。受ける方は受ける方で大変なんだけどね。これを読んで、今のプロジェクトのRFPを読み返すと、確実にこの本を参照して書いたんだなという内容が書かれている。直接読んだのか、呼んだ人が書いたRFPを元に書いたのかはわからないけど、そんなもんなんだな。


逆に言うとお客さん側もこれに書かれている提案書の内容は最低限期待していると言うこと。書かれているままでは不十分で、これ以上が必要だろう。


これを読んでユーザー側がRFPを書き、これを読んでベンダー側が提案書を書けば、お互い最低限困らないレベルの意思疎通が出来る。困らないと言う点が大切だ。非常によく出来た本だと思う。