物忘れすぎ

あまりに書くことがないので嫁の話をひとつ。
まだ付き合ってる頃、嫁の主な移動手段は自転車だった。のんびり歩いて15分ぐらいの距離なのに駅まで自転車で通っていたりした。
駅に自転車を置くとしても昨今は自転車置き場も有料化されている。にもかかわらず周辺の自転車を収めるのに十分な場所が確保できておらず置きたくても置く場所がない。そんな中、嫁も駅周辺に放置していた。


放置自転車は人や車の通行のジャマになるだけでなく、体が不自由な人にとっては非常に迷惑なものだ。当然その報いを受ける。
まずは撤去。老人に小遣いをあげるためのシルバー事業として行われているアレだ。東南アジアばりに拉致られ、保管料という身代金を取られる。
暇な学生にいたずらされることもある。チェーンをかけてもサドルなんか簡単に持ちされる。鍵もつぶして持ち去られる。
放置自転車は危険がいっぱいだ。


そんな放置を続けていた嫁だが、とうとう置いていた自転車がなくなってしまった。
しかし様子がおかしい嫁。事情を聞いてみた。
「うーん。まず自分が置いた場所がどこかがわからない。。。。。」
撤去されたか盗まれたか以前の問題やな。