ああ、投石器よい。

グラディエーター好きなので劇場にも見に行こうと思っていたけど行けなかったキングダム・オブ・ヘブン。意外と早くDVDになったので購入して見た。
戦闘シーンはさすがにグラディエーターの流れをくんでいると思う。投石器かっちょえー。攻城鎚とか櫓とかも本格的。見ごたえ抜群やなあ。
物語自体は平民オーランド・ブルームが実は貴族の息子で、えらくなっていくという話。順調に成長してしまい今ひとつ苦労した様子もないので成長した感がないかと思う。ああ、いつの間にそんな貴族らしくなってるんだ。。。といった感じ。
宗教色が強いかと言うとそうでもなく、基本的にキリストとイスラムの共生を目指してる。当時の歪んだ宗教観がちゃんと描かれているのではないか。だからどうしたと言えばそうなのだが、歴史ものとしてはちゃんとしてるのかと。
全体的に映像メインの映画かな。話の盛り上がりが今ひとつなのでまた見たいなあと思うかどうか。