仕事をまかせたら責任を取らねば
パートナーに任せていた仕事が、うまくいかなかった。もうギリギリなので全部引き継いでやることにした。
前のプロジェクトでもこういうことがあったが、今回はちゃんと成果物のチェックを抜かりなくやっておいたので事前に察知することが出来た。僕は死ぬほど忙しくなるけどお客さんに迷惑をかけることはないな。うんうん。ちゃんと失敗から学んでるぞ、自分。
SEレベルのパートナーに背伸びさせすぎたな。あんまり無理して育てようとするのがよくないよな。設計も出来ないのにシステムコンサルはまだ早い。データ調査からやり直させよ。
コンプライアンスなんてなあ。
最近仕事でコンプライアンスにやりたいことを阻まれることが多い。何とか対抗するために理論武装したい、と思い本を読んだ。
- 作者: 郷原信郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/01/16
- メディア: 新書
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日本の法律が成文法で何十年と変わらない性質を持つことをあげ、法律が隅々まで入り込んで常に社会の実態に法が反映されるアメリカとは違う。よってアメリカでは法を守ることが社会的要請に答えることになるのだが、日本は社会的要請と法律の乖離があるため、コンプライアンス=法令遵守はアメリカでは成り立っても日本では誤った方向に向かってしまう。
社会的要請に答える=コンプライアンスと捕らえ、日本は対応していく必要がある。という内容。
今のコンプライアンスは法律を守らないことがばれることで社会(マスコミ)から叩かれることを避けましょう、というのが目的だからなあ。法律が悪い、マスコミが悪いでは議論にならないよね。勉強にはなったけど、理論武装は出来なかった。